品質管理 02
残念ながら、多くの組織においては目標は立てるものの、その目標に至るための
ステップ、すなわちプロセスが定義されることは殆どありません。目標とする山は
設定しても、どうすればその山に登ることができるのかを、誰も示さないのです。
実際に、そのような山に登った人がいないことが、最大の原因と思われますが、そ
のような場合は、目標を低くして、始めてでもそこに登るための方法を考えること
ができることが大事です。そして、実際に取り組んでみて結果が出たときに、そこ
で考えた取り組みの“お陰”でうまく行ったことを実感できることが大事です。そ
のためにも、目標は、背伸び、あるいは、ちょっとジャンプして届く程度にしてお
くことです。