自動車搬送部門の成長、進歩、進化、熟練、学習、業績 01
▼「現場でできる物流改善」で一番申し上げたかったことは、「自動車搬送部門の業績」という
評価の方法とその価値観です。単なる自動車製造販売コストの代償として自動車物流活動を見るのではなく
自動車・中古車部門経営の重要な柱として、自動車搬送部門を見て欲しいということにあります。
デフレだから、自動車製造販売コストを下げなければならないという使命は当然としても、新車種販売や調
達の目的に本当に必要な活動になっているのか、という「物流費、必要観」です。
▼販売車種のライフサイクルが極端に短命化しているのに、「自動車製品製造ロット」「経済発注」
にこだわった在庫計画が、物流費を高めていないか。消費離れや市場の縮小が現実化
しているのに、「押し込み」「リベート稼ぎ」「特売狙い」で採算を度外視した新車種販売
が物流費を高めていないか、ということです。