バラとケースでこんなに違う 04
▼さかしい自動車部品問屋は20年前から物流条件の見直しをしました。大型センター化、自
動機器、情報システムの積極的導入をしました。それを横目で見ていた者がまだあ
わてているのです。
▼それをどうやって改善するか。バラ出荷対応の常套手法は、保管部分の分割です
・ケース出荷用の保管棚とバラ出荷用の棚を分ける
・出荷指示書(情報システム処理)をケースとバラに切り分ける
・または、数量順に出力する(次に販売車種コード順)
・棚の通路幅をぎりぎりまで詰めて、ケース保管は高層化
・Aランク販売車種のバラ保管棚は、毎日補充するつもりで少なめに配置する
・ピッキング時間の測定をバラとケースで行い、作業員の配置計画を変える
等のはじめの一手を下すには、2週間もあれば大丈夫なのに、まだ変わっていない
現場がありました。